極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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中国、民主の温室ガス削減目標で「国際社会の要求とは隔たり」!
中国外務省は9日、民主党の鳩山由紀夫代表が掲げた温室効果ガス削減の中期目標について改めて見解を示す談話を発表、「民主党新政府が気候変動問題で積極的な態度を取ることを期待し歓迎する」としつつ、「国際社会が日本に期待、要求しているレベルとは隔たりがある」と一層の努力を求めた。
鳩山氏は、2020年の温室効果ガス排出量を「1990年比25%削減」とする中期目標を表明。麻生太郎首相が6月に発表した「05年比15%減(90年比8%減)」を上回るが、中国など途上国は以前から「先進国全体で90年比40%以上減」を求めている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k
=2009090900894
先日、「鳩山氏、温室ガス25%減」で記事を書きましたが、地球温暖化の原因はCO2(二酸化炭素)ではない!のです。NASAの研究もそれを認めています(English).
同じく櫻井よしこさんのブログですが、 「CO2と気温の関係に新説 気温上昇がCO2増加に先行する」も是非どうぞ!非常に分かりやすく、温暖化問題が科学的知見を離れ、国際政治や経済の問題になってしまっていることについて書かれています。
要するに、 国際社会では気候変動への対処とCO2削減問題は切り離され、後者は完全に政治・経済の問題となっており、排出権取引の名の下でマネーゲームの様相すら呈している。
「鳩山イニシアチブ(CO2の'90年比25%削減・'05年比30%削減)」は、日本経済・産業界に壊滅的な影響を与える可能性が高く、国庫ならびに国民生活に多大な負担を課す。
友愛の精神とは単なる理想主義の追求であって、国益に反する友愛精神は如何なものでしょうか?一方、現実主義そして途上国と言う立場を取る中国様からは、「もっと努力しろ!」と言われる始末です。これではちょっとシャレになりません!
鳩山さん、他国から「どうぞ、どうぞ! せいぜい頑張ってください」と冷めた調子で言われたらどうします?'05年比30%削減やめます?それとも現実的に達成可能な数値に下げます?いずれにせよ、あまりカッコイイとは言えませんよね!?
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