極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表は6日夕、自らの初公判を受けて衆院第2議員会館で記者会見し、「何も違法なことをしていない」と述べ、議員辞職や民主党離党を否定するとともに、野党が求める証人喚問にも応じない考えを示した。また、初公判に関し、「(検察の)不当な捜査であり、裁判もいっときも早くやめるべきだ」と打ち切りを求めた。
元代表の記者会見は、約20分間。会見の冒頭、初公判でも読み上げた意見陳述書を約10分間にわたり朗読して改めて無罪を主張。検察の捜査や検察審査会の判断の不当性を訴えた。
証人喚問について質問した記者に対し、元代表は「君はどう考えているのか。公判が進んでいるときに、立法府やその他がいろいろと議論すべきだと思っているのか」と声を荒らげて逆質問。「いろいろな力や干渉によって(裁判の)結果が左右されてはいけないから司法は独立している」と指摘し、喚問に応じるつもりはないことを強調した。
裁判で焦点となっている土地購入代金4億円の原資については「私のお金だ」と述べたが、「詳しくは検察に聞いてほしい」と詳細な説明は避けた。石川知裕衆院議員を含む元秘書3人を有罪とした東京地裁の判決に対しては、「私も秘書も有罪と認定されるようなことは何もしていない。前代未聞のことであり、司法の自殺に等しい」と厳しく批判した。
今後の政治活動に関しては「頑張ってくれという大勢の方もいる。私自身、何らやましいこともないので、今後も頑張っていきたい」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011100600717
ようやく初公判かっ!
強制起訴が決定したときから、小沢は政治家として終わったと思ったていたが、初公判が始まり一層その感が強くなった。
おそらくこの裁判は最高裁までいくだろう。 小沢の歳(69才)を考えると、角栄・金丸と同じようになると思われる。
初公判の小沢は虚勢とも言える強気一辺倒だった。 当然だと言えば当然ではあるが、危機感の裏返しのようにしか思えない。
裁判を直ちに打ち切るように主張するなど強烈な検察批判。 まるで被害者のような主張は国民には受け入れられないだろう。 ろくに説明責任を果たして来なかったから仕方ない。
挑発とも取れる検察批判は裏目にでるのでは・・と思われる。
これから1月中旬まで十数回公判が開かれる。 週一回ペースの公判は、そのたびに大きく取り上げられるだろう。 判決は4月になるらしい。
民主党も野田政権もいつまでも庇っていられない状況になる。 さて、いつ小沢切りをするか? いつ切っても無傷では済まんだろう。
もういっそのこと全てを含めて国民に信を問うべき総選挙で精算する方が何もかもスッキリするのではないか。 ヽ(´ー`)ノ
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