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陛下に「慰霊続けて」 アジア系団体が公開書簡
【トロント9日共同】カナダ西海岸のバンクーバーを拠点に活動するアジア系などの市民団体が9日(日本時間10日)、天皇、皇后両陛下のカナダ公式訪問を機に「日本が引き起こした戦争での犠牲者の慰霊をこれからも続けていただきたい」と天皇陛下に呼び掛ける内容の公開書簡を日本総領事館に提出すると発表した。
両陛下が今後訪れる予定のバンクーバーにはアジア系住民が多数住む。書簡を提出するのは中国系の「第2次大戦史保存会(カナダALPHA)」や、日本人が代表を務める平和団体「ピースフィロソフィーセンター」のほか、韓国やフィリピン系の団体で、戦後補償や従軍慰安婦問題に取り組んでいる。
書簡は「日本の国会が、戦争被害に対する全面的な謝罪と補償を認める決議をしていない」と指摘。両陛下のバンクーバー訪問を歓迎し「両陛下がどれだけ平和と歴史の問題に関心を寄せられてきたか、わたしたちは知っています」と両陛下の戦没者慰霊を評価。
その上で、陛下に「平和の精神に基づき日本の憲法9条を守りたいと考えているわたしたちの活動を支持していただきたい」と求めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/
2009071001000041.html
公開書簡全文(英文)
天皇・皇后両陛下のカナダ公式訪問に際して、非礼極まりない行為で憤りを禁じ得ません! (英文には Nanjing Massacre も入ってます)。
中華系の反日市民団体だと聞いていつものことなので仕方ないかと思いましたが、署名に日本人が代表をする2つの市民団体があったので、その内の1つを調べてみました。
Tatsuo Kage
Member, Human Rights Committee of Japanese Canadian Citizens Association
鹿毛達雄氏について、興味深いインタビュー記事(英文ですが...)がありました。
http://jccabulletin-geppo.ca/lead-article/
tatsuo-kage-a-commitment-to-human-rights/
1988年9月成立の日系カナダ人補償法(同年8月に日系アメリカ人補償法成立)は、中華・韓国・その他のアジア系の協力が大きかったようです。 その恩と言うか借りを返す形で、彼等の人権問題に協力・活動しているようです。 日系人の補償の為に、本国の戦争謝罪・戦後賠償・従軍慰安婦問題などをバーターされては堪りません!
日系アメリカ人下院議員のマイク・ホンダ氏の場合も同じ構図だと考えて間違いありません。 それにプラス、彼には選挙区のアジア系票の問題と反日中華系団体からの献金問題などもあります。
いずれにせよ、先の戦争問題はサンフランシスコ講和条約の締結、ならびにそれに続く二カ国間の条約締結で終了している問題です。 それを世紀を跨いで未だに謝罪と賠償を求めるなどバカげているとしか言いようがありません。
なお、アメリカ・カナダの日系社会において、これらの市民団体の活動を苦々しく思ってられる方も多数おられます。 特に従軍慰安婦問題は総じて反対のようです。
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