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公明、与野党協議を一蹴=低姿勢の首相に距離-衆院予算委
2日の衆院予算委員会では、菅直人首相と公明党が論戦を交わした。2011年度予算案と関連法案の成立へ首相から秋波を送られる公明党。だが、同党は、社会保障と税の一体改革に関する与野党協議の提案を一蹴、民主党マニフェスト(政権公約)の破綻を認めるよう迫り、菅政権への対決姿勢を鮮明にした。
「6月には社会保障と税の一体改革の案を提示させていただく予定だが、その前からでも与野党の議論がいただければ…」。首相は、公明党の石井啓一政調会長に低姿勢でこう呼び掛けた。
だが、09年衆院選の民主党マニフェストに盛り込まれた年金改革案について、必要な財源規模を示すよう求められると、首相は「数字の面では、まだ確定した案になっていない」。国民、厚生、共済各年金の一元化への道筋についても「その結論はまだ出していない」と答弁、民主案が生煮えであることを認めた。
このため、石井氏は「いまだに民主党案が詰められていない。これでよく与野党協議をやろうと言えますね。自分たちの案も示さないでおいて、こんないい加減なことでは(協議は)できませんよ」と突き放した。
公明党には、安易に与野党協議に応じれば、消費増税を含む一体改革に国民の反発が広がった場合、「連帯責任」を負わされかねないとの懸念がある。内閣支持率が低迷し、強制起訴された小沢一郎元代表の扱いをめぐって民主党で「内紛」が続く中、菅政権に融和的な姿勢は取れないとの事情もあり、石井氏はむしろ「マニフェストの破綻を率直に認めるべきだ」と追及した。
これに対し、首相は「検証を行い、(公約通り)進めるのが難しいところは理由を示して国民の理解を得たい」と、マニフェストの見直しに言及。年金改革案に関し「必ずしも民主党案がそのままスライドするというのではない」と語り、骨格部分の修正に応じる考えもにじませた。
年金改革をめぐっては、自公政権時代に公明党が主導した「100年安心」の年金制度改正を、野党当時の首相が徹底批判したことがある。公明党内では当時の不満が消えておらず、同党幹部は「今のままでは与野党協議など応じられない。(菅政権が)4月に示す年金改革案がマニフェストの内容と異なれば、信を問えということになる」と冷ややかに語った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011020200885
菅政権は末期の末期、もうグダグダ状態! ヽ(´ー`)ノ
国民に信を問えない政権は延命のために消化試合をこなす。 何とも惨めでムダである! 民主党に自浄能力があれば、菅おろしが起こるはずである。 しかし、菅おろしは起こらない。 民主党に自浄能力などないからである。
低姿勢ですり寄った公明党には突き放され、逆にマニフェスト破綻を認めろと迫られる。
鳩しかり、菅政権も何をやるにしても唐突である。 党内議論・党内合意もなく、最終案もこれから議論するところなのに、スローガンだけ先行する。 既に信頼感がない政権がそのようなことをしても誰からも信用されない。
与野党協議も困難、予算関連法案も不成立となると残るは解散である。 早いとこやって貰いたいものだ!
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