極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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岡田克也外相は7日午後、都内の日本外国特派員協会で講演し、鳩山由紀夫首相がアジア重視の観点から提唱している「東アジア共同体」構想について、「日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、オーストラリア、ニュージーランドの範囲で(構成を)考えたい」と述べ、米国は正式な加盟国としない形で創設を目指す考えを表明した。
共同体構想をめぐり、政府高官が米国を正式メンバーとしない方針を明言したのは初めて。外相は、貿易交渉などの相手として米国を「排除しない」とも語り、一定の配慮を示したが、鳩山政権に対して「反米的」との見方もある米側が反発を強めることも予想される。
外相は、10日に予定される日中韓首脳会談で東アジア共同体の在り方について意見交換したいと説明。「まず経済から始め、エネルギー、環境、保健衛生などに協力分野を拡大していきたい」とする一方、域内の通貨統合については「かなり先の話になる」との見通しを示した。
また、中韓両国との間で歴史共同研究を推進し、「共通の教科書」の作成を将来的な検討課題にすべきだとの考えを明らかにした。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=
2009100700666
民主党は遠い未来については雄弁に語りますなぁ。しかし、近い将来の話になればなるほどブレまくります。(政府、普天間合意容認へ=「公約は時間で変わる」-鳩山首相)
ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
反日国家との共同体構想はバカげています。それらの国と「共通の歴史教科書」の作成?その「共通の歴史教科書」とやらを完成させてから、共同体構想を考え始めたら如何でしょうか?その頃には、中国は恐らく旧ソ連と同じ道を歩んでいると思います。
誰かが言っていましたが、アメリカは日本の政権を作ることはできないが、潰すことはできると。
政治体制の違う中国、永遠の反日国家・韓国などとの東アジア構想には多くの矛盾があり、未だ何ら具体的に話せる段階ではありません。それにもかかわらず、早々とアメリカ排除の理論を同盟国である日本が一方的に公言することは少々先走り過ぎです。日米関係に影を落とすことは間違いありません。
鳩山政権のハネムーン期限はそろそろ終わりです。虚偽記載などのスキャンダル・閣内不一致などいろいろな問題が浮上して来ています。鳩山政権は優先事項を国内問題にまずは絞っていただきたい。そして、国民の信任を得てから対外問題および外国人参政権問題に着手すべきだと思います。
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「内需拡大をばら撒きだという人がいますが、あれは実に経済政策をわかってない人です。内需というものを中心にして、経済を運営していくということは、これはマクロ経済そのものです。子ども手当てはばら撒きだと一部に言う人がいますが、そういう人こそマクロ経済の意味をわかっていないのではないかと私は思います。それから特に子ども手当てというのは、次の世代の少子高齢化対策の非常に大きな柱になると思うのです。そういう意味で、私は内需中心の経済運営という我々の考えについて外国もなんら批判的な意見は出ないし、むしろ積極的に評価していたと認識をいたしております」
全文
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=
1006&f=business_1006_150.shtml
マクロ経済を分かってなくてスミマセンなぁ!
ヽ(`Д´)ノオマエガイウナ
「子ども手当て」がバラ撒きじゃなかったら一体何なんですか?人気集めのための、ターゲットを限定した「給付金」、すなわちバラ撒きでしょ!?おまけにその財源を確保できずに赤字国債増発!
下記、藤井氏の矛盾発言参照まで...
藤井 「埋蔵金があるか、無いかも問題なんですが、埋蔵金を称するものが仮に
あった場合。使うのは赤字国債と同じです。つまり、そういうお金があるとすれば、
それは借金の返済に回すべきなんですね。なぜなら、家庭ではいえば、自分の
預金を崩してそれを毎月の消費に使うのはいけないんで、家のローンがあるなら
ローンを返しなさいと」
藤井 「仮にあった埋蔵金を定額給付金に使うなんてのは、赤字国債と同じだと私
は思ってますね。しかも、これをやるのは、1年こっきり。こんなものは誰が考えて
も選挙目当てのバラマキとしか考えられない。赤字国債を使って、バラマキをやる。
そのバラマキには経済効果が無い。もっとやることは他にあると思います」
さすが、財源がなかったらゴメンなさいと言えば良いと暴言を放った方です。為替についても、喋れば円高に振れる。日本経済にとっては、疫病神的存在ですねぇ。この方が民主党で最も金融・財政および経済に明るい人らしいので、この先がほんとうに恐ろしいです。
政府、22年度予算で赤字国債 子ども手当法案も通常国会に先送り
政府は5日、平成22年度予算編成について、景気後退で税収が落ち込むことが避けられないとして、赤字国債を増発する方針を固めた。22年度の税収は、21年度当初見通しの約46兆円を割り込むのは確実で、不足分は赤字国債を発行して補填(ほてん)せざるを得ないと判断した。(以下、略)
全文
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/
091006/fnc0910060117000-n1.htm
これに対し、橋下知事が民主の方針転換批判 「赤字国債発行なら大うそつき」
政府が赤字国債を増発する方針を固めたことを受けて、大阪府の橋下徹知事は6日、「民主党政権の根幹を揺るがすような方針転換だ」と批判し「金が足りないなら赤字国債ではなく、増税議論を進めないといけない」との見解を示した。(以下、略)
全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/
091006/lcl0910061153000-n1.htm
鳩山首相は選挙前には、新規国債発行額について「増やさない。これ以上増やすならば国家はもたない。減らす努力をしなければならない」と言ってましたよね?
赤字国債の増発を財源として、「子ども手当」や「公立高校無償化」を推し進めるのは反則行為です!財源の目途が立つまで、「子ども手当」などのバラマキ政策は凍結するのが筋ではないでしょうか。
そもそも「子ども手当」は、不公平なバラマキです。経済効果や少子化問題解決に結びつくとは到底思えません。なぜ所得制限をせず、しかも日本国籍を有しない者にも給付されるのですか?その財源が赤字国債の増発だなんて問題外です!子どもがいない家庭では実質増税なんですから、こんなのヤメるべきかと思います。
赤字国債増発してまでマニフェストに掲げたバラマキをすると言うことは、政権を国民の将来の借金で買ったのと同じです。財源の根拠に乏しく、にもかかわらず大風呂敷を広げた民主党政権。鳩山首相の虚偽記載などと合わせてツッコミどころ満載です。26日から開かれる臨時国会は大荒れでしょう。その前に参院補欠選挙で何とか非民主に勝ってもらわないと面白さ半減です。
「タカ派」の代表格=麻生、安倍両氏の盟友-中川氏足跡
自民党の中川昭一元財務・金融相は、直言実行タイプの「タカ派」論客で知られた。ただ、発言が物議を醸したり、飲酒による体調不良の問題が指摘されたりすることも少なくなかった。落選した先の衆院選後、周囲から再起を促す意見も出る中、突然の死去となった。
中川氏は1983年1月、父の中川一郎元農林水産相の急死を受け、勤めていた日本興業銀行を退職、同年12月の衆院選で政界に転身した。弱冠30歳だった。後継をめぐり、一郎氏の秘書だった鈴木宗男新党大地代表と骨肉の争いを繰り広げたのは有名で、自民党でもライバル関係は続いた。
政界では農政通として知られ、初入閣も小渕内閣の農水相だった。小泉内閣以降は経済産業相や自民党政調会長など、ほぼ一貫して内閣と党の要職に起用される。
経産相当時は、メキシコなどとの自由貿易協定(FTA)締結などに尽力。日中間の懸案である東シナ海のガス田開発では、中国の反発を覚悟で国内開発業者に試掘権を与えるなど、強硬姿勢で臨んだ。党政調会長当時の2006年には、核武装の議論を容認する発言をして波紋を広げる。
拉致議連会長や、歴史教科書問題に取り組んだ「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」代表を務め、07年11月には、平沼赳夫元経産相らと「真・保守政策研究会」を旗揚げした。思想信条が近い安倍晋三元首相、麻生太郎前首相とは長年の盟友関係にあった。
麻生内閣では安倍氏、甘利明前行政改革担当相、菅義偉元総務相とともに、首相の側近グループを形成。4氏の名前の頭文字を取って「NASA」と呼ばれ、麻生氏の衆院解散判断にも影響を与えた。
所属する伊吹派内では、将来の総裁候補との声も上がっていたが、今年2月、ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の記者会見にもうろうとした状態で臨んだことが批判され、引責辞任。衆院選では北海道11区で民主党候補に敗れ、比例復活もかなわなかった。
地元支持者からは「来年夏の参院選出馬を模索すべきだ」との声も出ていたが、同僚議員は「精神的に参っていた」と中川氏の心中を代弁した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=
2009100400197
特亜に対して、言うべきことが言える数少ない保守政治家だったので残念でなりません。
時としてふてぶてしく見える態度とは別に、実際はとても優しく・繊細で・勤勉な人だったそうです。
引用ここから =====
中川昭一氏の功績など
・中川氏は、農林水産大臣としてポジティブリストを導入し、中国等から無差別に輸入される毒菜に一定の歯止めをかけた。
・中川氏は、財務大臣として金融援助をIMFに一本化し、韓国やアイスランドなどから申し込まれた二国間融資は全て断った。
・中川氏は、政調会長として、自民党内の人権擁護法案推進派の意見を断固として撥ね付けていた。
・中川氏は、拉致問題に早くから取り組んできた政治家の一人であり、拉致議連の会長もつとめた。
・中川氏は、経済産業大臣の時、親中派の二階俊博が打ち出した「東アジアEPA(経済連携協定)」構想に意義を唱えた。
・中川氏は、毎年靖国神社に参拝することも欠かさない。
・中川氏は、非核三原則の堅持は当然”としながらも日本の核武装の是非について繰り返し“論議すべし”と言及した。
・中川氏は、日教組に対し「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」
「(デモという)下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許剥奪だ」と、その活動を強く批判している。
・中川氏は、官憲(役人、特に警察関係)による慰安婦募集の強制性を認めた1993年の河野談話について早期に見直しを検討・すべきだとの考えを示した。
・中川氏は、中国の脅威に対抗するために、インドやオーストラリアとの連携を促進するための
議員連盟「価値観外交を推進する議員の会」の旗揚げに貢献した。
・中川の勉強熱心は有名で、官僚にとっては渡した原稿をそのまま読んでくれない、扱いにくい大臣だったとのこと。
・中川氏は、郵政解散後の造反組リーダーであった平沼赳夫とは銀行員時代から兄弟のような間柄で、
郵政民営化には賛成ながらも、造反組には半ば同情的だった。
・中川氏は、政界きっての親台派として知られている。農水大臣再登板の際には、中華民国総統であった李登輝から祝意が寄せられている。今回の辞任についても、台湾メディアは同情的である。
・中川氏は、2007年に保守派の議員で集まる勉強会「真・保守政策研究会」を設立するにあたってのまとめ役となった。
===== まで
アルコールへの依存さえ克服できていたならば、若き総理総裁になっていたかも知れません。もしそうなっていれば、日本は大きく変わっていたことでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
首相の虚偽記載問題、参考人聴取 東京地検特捜部、捜査が本格化(*^_^*)
それに対し鳩山氏は「わたしの知る限りはもう話してあります」、「真実が明らかになってくればいいです」と述べた。ヽ(`Д´)ノプンプン
たとえ不起訴になったとしても引責辞任(退陣)は必至です!「公設秘書が勝手にやった」で済んだら検察など要りません。
この件で解任された公設秘書が消息不明!そして、この件に関連している地元の税理士が温泉の露天風呂で怪死!(フライデーの記事HTML化)など、かなりドス黒いことが次々と起こっています。それらを含めて「真実が明らかになってくればいいです」が...その前に首相になったのですから、国民に対する説明責任を果たすべきです。このまま有耶無耶では誰も納得しません。
円高が進み、株価が下落し、不況の二番底・三番底が見えてきました。鳩山政権は根拠の乏しい理想的な政策(友愛政策)を語ったのみで、その実行力に対する疑問が露呈されてきています。
鳩山政権は景気悪化に伴い年末にかけて支持率を落とすでしょう。恐らく来年の参院選までは持ちません。一方、政権奪回を狙う自民党は未だ公明党との選挙協力云々を言っているので、救いようがありません。政界再編への動きは必ず加速するでしょう。この際、永住外国人参政権付与問題の賛否で明確に国家観・政治信条で政界再編を行ってもらいたいものです。
それに対し鳩山氏は「わたしの知る限りはもう話してあります」、「真実が明らかになってくればいいです」と述べた。ヽ(`Д´)ノプンプン
たとえ不起訴になったとしても引責辞任(退陣)は必至です!「公設秘書が勝手にやった」で済んだら検察など要りません。
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鳩山政権は景気悪化に伴い年末にかけて支持率を落とすでしょう。恐らく来年の参院選までは持ちません。一方、政権奪回を狙う自民党は未だ公明党との選挙協力云々を言っているので、救いようがありません。政界再編への動きは必ず加速するでしょう。この際、永住外国人参政権付与問題の賛否で明確に国家観・政治信条で政界再編を行ってもらいたいものです。