極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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野田佳彦首相は19日夜(日本時間同)、次期衆院選で民主党候補者を公認する基準について「TPP=環太平洋パートナーシップ協定=(交渉への参加)で、私の代表選の公約などから大きく逸脱するのは同じ党としておかしい。どういう重い立場にあった人だろうが、きちんと守ってもらうのが公認の基準だ」と述べ、TPP推進方針に従えない立候補予定者は公認しない考えを表明した。訪問先のプノンペン市内のホテルで同行記者団に語った。
首相は消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革についても「法律が成立した。それとまったく真逆の議論は党内であってはならない」と語った。
日本維新の会が野合批判に反論していることに関しては「(民主党内で)国論を二分するテーマでいろいろな議論があるのは当然だ。ただ、一体改革を実現し、党として責任ある行動は貫徹している」と強調。そのうえで「(日本維新の会と太陽の党の合流は)脱原発なのか、原発推進なのか、よく分からない。基本政策が全く見えないのはおかしい」と改めて批判した。
自民党の安倍晋三総裁が日銀の建設国債買い入れに言及したことについては「まさに財政規律を守らないということだ。借金まみれで経済対策を打ち、しかも日銀に引き受けさせる。二重の意味であってはならない政策だ」と述べた。
http://mainichi.jp/select/news/20121120k0000m010100000c.html
総選挙の争点をすり替えようとしているとしか思えない!
TPPについて立ち位置を明確にすることは結構なことだが、十分な情報開示したか? 国会で十分に議論したか? ISD条項など毒素条項はどうする? TPPを関税撤廃や農業問題だけで単純化しないで頂きたい。 日本の医療、保険、金融、食の安全など担保できるのか?
総選挙の争点はこれからどうなるか分からないTPPよりも、民意を無視して三党合意なる談合で決められた消費増税について国民に信を問うべき選挙であるべきだ。
消費増税国会の時、公約破りの増税案に対し実施は総選挙を経てからになるから問題なしと弁明した。 その選挙が来月の選挙である! 争点中の争点ではないか! 経済界やマスメディアが推すTPPをわざわざこのタイミングで持ち出し、誤魔化すな!
先日の党首討論の際、何か議員定数を削減すれば消費増税は無問題みたいなことを言っていたが、附則に記されている「景気条項」はどうでもいいのか? 「景気条項」は単なるアリバイ作りのつもりか!?
もともと、公務員給与の二割カットや身を切る改革を先行させ、その結果を伴って国民に負担を伴う増税をお願いするのが筋のハズである。 最初から順番がおかしいのである!
次の政権が「景気条項」を無視し消費増税を断行するならば、瞬く間に支持を失うだろう。
12月16日の総選挙では甘言やすり替えの議論や争点に惑わされることなく、国民のための、国益を重視する政治家並びに政党に一票を投じたく思う気持ちが益々強くなる今日この頃です!
ヽ(´ー`)ノ