極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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社民党 政府方針反対なら離脱を
連立政権を構成する与党の党首が、政府方針を否定し、反対論を加速させようとしている。
社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先を名護市辺野古とする政府方針に公然と反対していることだ。
福島氏は25日、沖縄を訪問し、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事に「沖縄にこれ以上、基地を増やしてはならない。一緒に頑張ろう」と共闘を呼びかけた。これらは閣内不一致である。国家の基本である安全保障政策で政府がまとまっていないことがあってはならない。
政府方針に反対する以上、社民党は政権を離脱するのが筋だ。
問題をより複雑にしているのは鳩山由紀夫首相だ。首相は「閣僚として行くのはいかがかと思うが、社民党党首の立場で行くのはやむを得ない」などと曖昧(あいまい)な姿勢をとり、福島氏の沖縄入りを止めなかった。
辺野古移設案を決断したとはいえ、県外移設に期待を持たせてきた首相の責任は重大である。国民に謝罪し、辺野古移設案への理解を求めていくことが政府の責務だが、政権にとどまるなら、福島氏にも同じ努力が求められる。
首相は連立の枠組みが壊れるのを避けるため、社民党の意向を尊重する立場をとってきた。だが、与党内に異論を抱えたままでは、新たな日米合意と今後の政府方針の間に食い違いを生みかねない。首相は社民党を説得するか、それが無理なら、政権離脱を求めるべきだろう。
社民党は辺野古案に反対する理由として「昨年9月の連立政権合意に違反している」と主張している。だが、政権合意は「米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」としている。普天間問題の具体的な解決策を明示しなかった以上、政府方針が合意違反とはいえまい。
福島氏は「新たな基地を造ることは、県民の負担軽減にならない」とも主張している。移設問題が解決しなければ、普天間の危険性は除去されない。嘉手納以南の基地返還や海兵隊8千人のグアム移転にも支障を来す。社民党の反対は、かえって負担を固定しかねないことを認識すべきだ。
民主党の小沢一郎幹事長は「社民党のことまで私がとやかく言う立場ではない」と述べているが、連立与党を束ねる責任者として人ごとでは許されない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/
situation/100526/stt1005260330004-n1.htm
『踏まれてもついてゆきます下駄の雪』
首相が沖縄再訪して辺野古案を提示した直後に連立パートナーの社民党党首が沖縄へ飛び反対する。 で、それでも連立維持! おかしな話です!
(゚д゚)アホカ!
民主は面子を潰されたのだから社民を切れ! 社民は裏切られたのだから連立離脱しろ! 閣内不一致、政府方針と違うのだから連立解消するのが筋なハズなのに・・・
( ゚д゚)ポカーン
どうせお互い参院選の選挙協力だけのみで連立維持を考えているのでしょう。 「共倒れ」って言葉をお贈りしたいと思います。
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しかし中国政府は、現在開催中の万博への影響を恐れてか、この一大事を公表していません。
この事実は中国でも記事になっていますが↓
http://gcontent.nddaily.com/d/fb/dfb84a11f431c624/Blog/93a/0fdb2e.html
続きは↓
http://taiyou.bandoutadanobu.com/