極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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野田首相は4日の内閣改造で、防衛相に民間人の森本敏拓大教授を起用した。
過去2代の防衛相が知識不足などで混乱を招いたことから、安全保障の専門家に託した形だ。ただ、国防の責任を民間人に負わせることを懸念する声もあるほか、国会対応をめぐる課題も指摘されている。
「国会議員ではないが、解決することについて、ハンディキャップを感じているわけではない」
森本氏は4日の就任記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について問われ、防衛政策の専門家としての自負を語った。
民主党内では「一川保夫氏、田中直紀氏と2人続けて『素人閣僚』が失態を演じたのだから、即戦力の専門家に頼るのは仕方ない」と、安全保障問題に精通する森本氏の起用を歓迎する声が出ている。防衛政策に詳しい政策研究大学院大学の北岡伸一教授も「安全保障については最善の人材を起用すべきで、選挙の洗礼を経ているかどうかより、見識が立派かどうかの方が重要だ」と指摘する。
野党からは、自衛隊の文民統制に関連し「政治家でない以上、軍事的な出来事に政治的責任はとれない」(自民党の石破茂元防衛相)などと批判が出ている。これに対し、野田首相は4日、森本氏を防衛相に任命した際、「自衛隊の最高指揮官は首相(なので)、指揮監督権はきちっとしている」と森本氏に伝え、問題はないとの考えを示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120605-OYT1T00011.htm
消費増税法案が否決され、民主も自民も党が分裂して、とにかく早く解散総選挙をやってくれと思っているので、正直今回の内閣改造もまったく興味ナシだった。 ヽ(´ー`)ノ
しかし、防衛相に民間から森本敏氏を起用したのには驚いた!
森本氏と言えば、民主党政権の安全保障・外交政策をぼろかすに批判していたお方である。 民主党内での人材不足、おまけに誰も防衛相を引き受けたがらなかったのだろう。 情けない話だ!
国家の安全保障・防衛のトップが国民から選ばれた政治家ではなく民間人が就任することには違和感を覚える。 まぁ、どうせ長くてあと一年チョット、最短では一ヶ月以下の就任期間になりそうなので、別に大したことはないか。
他には、既に政界引退を宣言している方や世襲三代目の方が新大臣に就任。 その他の新大臣は顔も見たことないような方々(おまえ、誰や?) ヽ(´ー`)ノ
何も進まない決められない野田内閣、G20に行く前の今月15日まで消費増税法案を採決する!? どうせ出来ずに先送りで、内閣不信任案を突きつけられて詰み... それならそれで結構かと思っております。
ヽ(´ー`)ノイエーイ