極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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大阪市の橋下徹市長は13日、政府が関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働が必要と判断したことを受け、「民主党政権を倒すしかない。次の(衆院)選挙の時に(政権を)代わってもらう」と市役所で記者団に語り、民主党政権への対決姿勢を鮮明にした。
橋下市長はその理由について「(内閣府の)原子力安全委員会に大飯原発が安全なのかどうか、コメントをしっかり出させないといけない。(安全委は)ストレステストの一次評価の結果を了承したが、安全だとは一言も言っていない。民主党の統治のあり方は危険だ」と説明。そのうえで、「次の選挙では絶対(再稼働)反対でいきたい」と次期衆院選で争点に据える考えを示した。
安全委の班目春樹委員長は3月13日、同原発のストレステスト(耐性検査)1次評価について、「(経済産業省原子力安全・保安院による)審査手法に問題はない」と了承したが、安全性評価は不十分との見解を示していた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120413-OYT1T01065.htm
内閣支持率20%ちょっとの「政治判断」で大飯原発再稼働は説得力に欠ける。 しかも、北のミサイル失敗のどさくさ紛れとも言えるタイミングで決定するなど、再稼働ありきで結論を急いだ印象は拭えない。
枝野なんて「原発依存ゼロに」とか言いながら、どうしても稼働中原発がゼロになる前に、大飯原発を再稼働させようとしていることが見え見えだ!
やはり福島原発事故の総括が行われる前に、拙速に大飯原発再稼働は受け入れがたい! しかも、あれだけの大惨事だった福島原発事故であっても、閣僚・官僚・保安院・電力会社から誰一人として逮捕者はおろか身柄を拘束される者も出ていない! まだ誰一人責任を取っていないし、責任追及すらされていない。 こんな状況で政府や政治が信頼できるか!?
政治が国民の信頼を取り戻すには、福島原発事故の検証ならび責任追及をキッチリとやる以外にはない! その為にも早期解散総選挙は必須ではないか。