極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦(らこんさん)副代表が指名献花から外されるなど冷遇されたことが分かった。12日の参院予算委員会で世耕弘成氏(自民)が明らかにした。
野田佳彦首相は「台湾の皆さまに温かい支援をいただいた。その気持ちを傷つけるようなことがあったら本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝した。藤村修官房長官は「十分にマネジメントできていなかったことについてはおわびしたい」と述べた。
世耕氏によると、政府は約160の国と国際機関の代表に会場1階に来賓席を用意したが、羅氏は「民間機関代表」と位置付け、2階の企業関係者などの一般席に案内。指名献花からも外し、羅氏は一般参加者と献花したという。
世耕氏は「台湾の友情に応えるべきではないか。一人の日本人として台湾の皆さまにおわびしたい」と政府の対応を強く批判した。
台湾は、大震災の際、世界最大規模の約200億円の義援金を寄せた。政府は昭和47年の日中国交正常化後、台湾を国として承認していないが、代表処は事実上の大使館にあたる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120312/plc12031221040009-n1.htm
参考: 台湾有情 秘すれば花?
あり得へん! 日本人として政府の対応を情けなく思う! 台湾の皆様へはお詫びしなくてはならない。
外交上様々な問題はあると思うが、台湾は日本の事情はよく分かっている。 だから親日なのだ。 しかし、日本政府は大切なことを忘れつつあるのか、それとも、それが当たり前になったのか、中国様に配慮するあまり、台湾に対して礼節すら欠くことを度々行っている。 民主党政権になってからその傾向が顕著だから嘆かわしいし心配でもある。
こんなことが続けば、東アジアで唯一無二の親日の友人を失いかねない。 日本政府はもう少し思慮ある対応を心掛けるべきである!