極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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政府・民主党が東日本大震災の本格的な復興策を盛り込んだ平成23年度第2次補正予算案の提出を、次期臨時国会に先送りする方向なのに対し、自民党など野党は12日、一斉に反発の声を上げた。2次補正に絡む財源論で攻勢を強め、内閣不信任決議案のもっとも有効な提出時期を探る思惑がある。復興よりも政権延命を優先していると、世論にアピールする狙いも垣間見える。
「『国会は6月22日に終わって休んでます』『首相は海外で華やかな外交をやっています』というのを、被災地の人たちがどう受け止めるか。国会を閉会にする選択はあり得ない」
自民党の町村信孝元官房長官は12日の派閥会合で、政府・与党の国会対応を批判した。背景には、今国会が延長されなければ、菅直人首相の復興対応を批判する機会が失われてしまうとの危機感がある。
他の派閥会合でも、麻生太郎元首相が「2次補正の編成も行わずに国会を閉じるのは政治空白だ」と指摘。伊吹文明元幹事長も「被災者のことを考えれば2次補正は早急に編成しないといけない」と強調した。
谷垣禎一総裁は記者会見で、2次補正の先送りが政府・民主党で検討されていることを念頭に、「2次補正をせずに国会を閉じることはないと思う」と皮肉まじりに牽制(けんせい)。そのうえで、「通年国会という気持ちで議論すべきだ」との考えを示した。
また、公明党の山口那津男代表は党中央幹事会で、「政府の対応は緩慢だ」と、2次補正の今国会提出の必要性を強調。共産党の志位和夫委員長も「1次補正は応急措置であり、今国会で(補正を)もう一段やる必要がある」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
110512/stt11051221180007-n1.htm
国家存亡の危機に瀕しているときに、国会を延長もせずに閉会する神経が理解できない!
二次補正を先送りすると言うことは、震災復興を先送りにすると言うことと同じです。
福島原発一号機がメルトダウンしていても国会閉会ですか!? ヽ(´ー`)ノ
国会が閉会している間は首相を辞めなくても済むもんなぁ。 究極の政権延命策でしょうか ( ´,_ゝ`)プッ
今国会中に最低でももう一回ぐらい「菅降ろし」の嵐が吹き狂うことを期待しております。
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菅直人首相は11日夜、東日本大震災復興向けの平成23年度第1次予算の財源として政府開発援助(ODA)の1割に相当する約500億円を削減したことについて「わが国が元気に再建されたとき、削った金額を何倍にも増やして多くの国の応援にあてる決意だ」と述べた。
首相の発言は、都内の外務省飯倉公館に駐日大使らを招いた震災支援に対する同省主催の「感謝の集い」で飛び出した。首相は「補正予算で1つだけ多くの人に『まずい』と言われていることがある」と述べ、ODA削減を指摘。その上で将来的な増額を「約束する」と明言した。ODA削減に対する各国の不安を払拭したかったようだ。
首相は会場で販売された被災地や風評被害を受けている地域の農産品について「ぜひ買って味わってほしい。それが今のわが国に対する最大の皆さんの応援だ」と呼びかけたが、自らは購入することなく10分程度で会場を後にした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
110511/plc11051119510022-n1.htm
浅い男だ! (-.-#)
再建復興など未だ殆ど手付かずなのに、もう元気に再建した時の話ですか!? これじゃ人格否定されても仕方ありません! ヽ(´ー`)ノ
震災支援の「感謝の集い」のはずが、ODAに言及! コイツ、ODAはだだ単に金額を増やせばよいとでも思っているのでしょうか? それじゃ単なる札束外交でしょ! ヽ(´ー`)ノ
この話を聞いて日本人でも気分はよくないと思いますが、駐日大使らはさぞしらけたのではないでしょうか。
純粋な思いで震災支援してくれた国や人々に申し訳ない気分です。 でも、スッカラ菅だから。 一番の被害者は日本人、そして被災された方々です。 トホホ
民主党の平田健二参院幹事長は10日の記者会見で、政府の復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大学校長)への参加要請を自民党が拒む方針を決めたことに関し、「議長が意見を要請したら断った」と指摘した上で、「政府や民主党が頼んでいるわけではない。色眼鏡で見ること自体が問題で、復興を遅らせていると断言できる」と批判した。
2011年度第2次補正予算案を今国会で成立させるべきかどうかについては「(11年度予算関連の)特例公債法案と両方を仕上げるのはなかなか難しい。今国会中に間に合うかを含めて検討しなければいけない」と述べるにとどめた。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_
30&k=2011051000646
はいはい、一生責任転嫁してろ! (゚д゚)バーカ
自民は既に提言をいくつも行っているが政府が無視している!
4/26 「東日本巨大地震・津波災害復興再生基本法案(仮称)」骨子
http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2011/seisaku-003.html
4/15 東日本巨大地震・津波災害及び原発事故対策に関する緊急提言[第2次]
http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/066.html
3/30 東日本巨大地震・津波災害及び原発事故対策に関する緊急提言[第1次]
http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/061.html
そもそも菅の私的諮問機関にすぎない復興構想会議が、公党に対し意見を聞きたいから出てこいというのは筋違いだ(by 石原幹事長)
平田は通常国会が延長されず二次補正案提出が先送りされたなら、民主も復興を遅らせていると断言しろよ! ヽ(´ー`)ノ
被災民はお金が底をついて困っているのだ! そんな時に延長せず国会閉会したら、そちらの方が復興を遅らせる大問題である!
中部電力が浜岡原子力発電所の運転停止を表明したことを受け、菅直人首相は9日、「大変よかった。政府としても電力全体が足りなくならないよう対応に力を入れたい」と中部電力の決断を歓迎した。唐突に表明した停止要請からわずか3日で中部電力が応じたことにより「政治主導」に手応えを感じたに違いない。東京電力福島第1原発事故の対応が後手に回った汚名を返上し、政権浮揚の足がかりにしたいとの思惑も見え隠れする。
首相は東日本大震災発生後、ぶら下がり取材を拒否してきたが、9日夜は官邸のエントランスに姿を見せると記者団の質問に満足そうに応じた。「海江田万里経済産業相がしっかりと(中部電力に)説明してもらったことでいい形ができた」とも語った。
この直前、首相周辺は記者団に「首相が声かけにこたえる」とささやいており、首相が演出効果を狙ったことは間違いない。もっとも他の質問は一切受け付けず、ひとしきり話すと足早に官邸を立ち去った。
一方、自民党の大島理森副総裁は「首相は電力供給をどうカバーするのか。大変心配だ」と懸念を表明。公明党の山口那津男代表も「極めて唐突で説明不足だ。政治的パフォーマンスと指摘されても仕方がない」と非難した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/
110509/plc11050922180012-n1.htm
まぁ、後先考えずにやったことが「政治主導」だとか「首相の英断」だとかと評価されているので気分はいいだろう。 ヽ(´ー`)ノ
しかし、民主党政権は今まで何度も初めにスローガンをぶち上げ、それから財源探しや対応策に動きだすのがパターン! それらは上手く行ったためしがない。 温室ガス25%削減、4Kバラ撒き財源、普天間移設などなど・・・ ヽ(´ー`)ノ
菅はぶら下がり取材を拒否しているクセに、こんな時だけ応じる。 言われているとおり演出、パフォーマンス以外の何者でもない。
政権を延命するためのパフォーマンス頼りのビジョンなき菅政権で日本は本当に復興再生できるのか?非常に不安だ。 被災地の方や原発事故の影響を受けてられる方々にはなおさらだろう。
野党も反菅勢力もこの国難の中やる気があるのだろうか? ひょっとしてやる気がないから暫く菅政権にやらせようと思っているのではないかと勘ぐりたくもなる ヽ(´ー`)ノ
とりあえず問責決議案ぐらい早よ出せよ!
福山哲郎官房副長官が自民党の石破茂政調会長に電話し、政府の東日本大震災復興構想会議への同党幹部出席を打診したことが8日、分かった。これを受け、同党では谷垣禎一総裁ら幹部が対応を検討している。
自民党幹部が明らかにした。同党は菅政権の震災対応を厳しく批判しており、福山副長官の打診に対し「拒否すべきだ」との意見の一方、「打診を断れば復興に協力していないと国民に受け止められる」との声が出ている。
これに関連し、民主党の岡田克也幹事長は8日、福島市で記者団に対し、「参加を要請するということはない。ただ、(五百旗頭真)議長には野党の意見を聞きたいということはあったようだ。それは当然のことだ」と語った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011050800071
五百旗頭が復興構想会議参加を拒否している野党の意見を聞きたいのであれば、野党の党本部を訪問し聞けばよいのでは? それなら拒否はされないと思うのですが・・ ヽ(´ー`)ノ
まぁ、構想会議に出席して貰えればラッキー、打診を断られても国民の非難は野党へ・・とでも考えているのでしょう。 そんな上手いこと行くとは限りません!
野党は菅政権では震災復興はダメだと言うことを改めて明確に打ち出し、その菅の私的諮問会議である復興構想会議自体に大いに疑問があることも改めて主張するべきかと思います。