極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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海江田経済産業大臣は20日、オーストリアのウィーンで開幕したIAEA=国際原子力機関の閣僚級会合で演説し、この中で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を徹底的に検証したうえで、安全確保を大前提に、原子力政策を引き続き進めていく考えを表明しました。
IAEA=国際原子力機関の閣僚級会合で、日本時間の午後5時半すぎから演説した海江田経済産業大臣は、冒頭、福島第一原発の事故に対する世界の支援に改めて感謝の意を表したうえで「今回の事故から徹底的に教訓をくみ取り、原子力に関係する人々が共有することが大変重要だ」と述べました。そして海江田大臣は、事故の教訓として、▽大規模な自然災害や、すべての電源の喪失などの深刻な事故への備えのほか、▽国際的に情報を共有する体制の強化、それに、▽原子力安全の責任の所在の明確化などを挙げました。そのうえで海江田大臣は「わが国は、事故の徹底的な検証を踏まえ、原子力発電の最高水準の安全性を確保するために抜本的な対策を講じ、安全確保を大前提として、今後の原子力政策の進め方を検討していく」と述べ、安全の確保を大前提に、引き続き原子力政策を進めていく考えを表明しました。IAEAの天野事務局長は、閣僚会議のあと、NHKの取材に答え、「海江田経済産業大臣の演説には中身があってよかった。各国はいろいろな角度から発言しているので、学ぶところが多い。これから専門家会合が始まり、会議はいよいよ本格化する。きょうの終わりには閣僚宣言を採択したい」と話しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/
20110620/t10013652791000.html
安全の確保を大前提に、引き続き原子力政策を進めていく・・・とはすなわち、原発推進もしくは少なくとも原発維持と言うことです。
こうなれば、菅が企んでいると噂されている「小泉郵政解散」の再現で「原発廃止か存続か」のシングル・イシューで総選挙に打って出る「原発解散」は微妙になってきました。 ヽ(´ー`)ノ
であるなら、原発問題をからめた「再生可能エネルギー促進法」の是非を問う解散に打って出るのではないでしょうか。
今や閣内にも党内にも菅のまわりには誰も居なくなった。 あとは再生エネルギー利権の盟友、孫正義だけか?菅首相が電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案、つまり再生可能エネルギーで発電された電力を高額で買い取る制度を、早期に成立させる意向を示した。既に閣議決定され、国会に提出されている。
恐らく否決されると思うが、内閣が自由に特定企業に利益誘導が可能な制度となっており、産業育成や技術進歩等の事はほとんど考慮されていない。孫正義氏率いる「自然エネルギー協議会」保護法と批判されてもやむを得ない内容だ。
1. 買取期間や買取価格は、経済産業大臣が勝手に定める
2. 強制的な全量買取制度
3. 電力需要家への説明義務無し
4. 硬直的な買取価格
http://news.livedoor.com/
article/detail/5642461/
再生エネルギー促進法には賛否両論あり、従って「郵政解散」の再現はほぼ無理?なようです ヽ(´ー`)ノ
いずれにせよ、菅の次は総選挙を経てまともな首相を選んで欲しいものです。
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今国会の会期末を22日に控え、菅直人首相ら民主党政権幹部は19日夜、会期の延長問題などについて「激論」(出席者の一人)を交わしたが、結論を持ち越した。岡田克也幹事長ら党執行部は90日程度の延長幅を想定、2011年度第2次補正予算成立を「花道」とする菅直人首相の早期退陣を狙う。これに対し、続投に意欲を示す首相は90日では不十分と考え、折り合いが付かなかったとみられる。双方の駆け引きが緊迫してきた。
中略
そこで、岡田氏や玄葉光一郎党政調会長らは、自らの辞任と引き換えに首相を説得することも検討。だが、自民党の石原伸晃幹事長が18日に「手の内を全部ばらしてしまった」(民主党幹部)ことで、岡田氏らはシナリオの再検討を余儀なくされたようだ。
19日の協議内容について、出席者の一人は「会期の話だけだ」と繰り返し、首相の退陣論は議論にならなかったと強調した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011062000007
石原が手の内をばらしたからシナリオの再検討を余儀なくされた!? そんなアホな ヽ(´ー`)ノ
民主党は何をするにも遅いのです。 ギリギリまで動かず、と言うか結局最後の最後まで何もできずに破綻するのがパターンじゃないでしょうか(鳩の普天間で実証済)。
意固地な首相と頼りない幹事長等では何もまとまるハズがありません! 小沢氏の懲罰問題でも相当時間かかりましたよね(結局、極甘処分)!
菅が退陣時期を明確にしなかったら、閣僚も執行部もどんどん辞任すればいいだけの話!
グダグダ時間の浪費だけせず早く明確にしろ>どちらも!!
民主党の岡田克也幹事長は16日午後、社民党の重野安正幹事長を衆院議員会館の事務所に訪ね、22日までの今国会会期を3カ月程度延長する方針を伝え、7月に提出する2011年度第2次補正予算案などの成立へ協力を要請した。焦点の菅直人首相の進退に関しては「そう簡単に辞めないだろう」との見方を示した。
これに対し、重野氏は郵政改革法案や労働者派遣法改正案など、社民党が重視する法案の成立に全力を挙げるよう求めた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011061600523
菅は退陣時期を明確にせず延長国会終盤まで粘って解散総選挙へ打って出るつもりじゃないだろうか。 ヽ(´ー`)ノ 永田町でもそんな噂が流れているようです。
仙谷らの菅降ろしはピタリと止み、次期首相有力と言われている野田に至っては、財務大臣の首と引き換えに特例公債法の成立を言っている。 首相の首と引き換えならおかしくないのですが、何で一つ格下の財務大臣?
それと先日の異様にご陽気だった「顔見たくないなら法案通せ!」と言った「再生可能エネルギー促進法」。 この法案を延長国会で否決されたなら、この法案に原発問題を絡めて総選挙の争点として解散! まるで小泉劇場の再来を狙っているかのようです。
9月末以降であれば被災地でも選挙可能であるし、参院選挙制度改革もまとまりそう。
菅は悪知恵だけは働く。 犬死にはしないと言っているからには何か企んでいるに違いありません。 総選挙に勝って訪米すれば相手にして貰えると考えていてもおかしくはありません。 だって菅直人ですから ヽ(´ー`)ノ
民主党の前原誠司前外相は16日午後、自身を支持するグループの会合で「外相としてさまざまな交渉に当たってきたところから見ると、首相が辞めると言った後に新たな協力関係を結ぶこと、難しい問題に対処することは難しい。外交で政治空白になってしまう」と述べ、菅直人首相の早期退陣を重ねて求めた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011061600393
「顔見たくないなら法案通せ」には驚きました! 酔っぱらいじゃないかと.. ヽ(´ー`)ノ
それにしても、最近は鬱な時が多いせいか、昨日のご陽気さご機嫌さは少し異様でした。 まぁ、お調子者のソフトバンク孫氏にのせられた感はありますが、一国の総理としてあのはしゃぎようは失態としか言いようがありません ( ゚д゚)ポカーン
「政治空白」・・・ 鳩の時からずーっと政治空白が続いているようなので、あと少しの辛抱と言うところでしょうか。 しかし、原発事故対応と震災復興対応に関しての空白だけはご勘弁いただきたい。
辞めることが明らかになった時点で残務整理だけして余計なこと、新しいことはせず、速やかに辞めるべきが筋なのに、あの意固地さと言うか粘着質なところは本当にキモイです (´Д`)ハァ…
民主党は13日午後の役員会で、党所属の当選1回の衆参両院議員と当選2回の衆院議員(比例単独選出議員は除く)に対し、政治活動費として200万円と100万円をそれぞれ追加支給することを決めた。
同党は所属議員に年間1000万円の活動費を渡しているが、今回の上乗せについて、岡田克也幹事長は同日の記者会見で、「(参院)選挙にも、(衆院任期の)折り返し地点にも、近づいている」と説明した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_
30&k=2011061300761
義援金の配分が遅れまくっているのに、政治活動費の追加支給とはどんな神経してるのか? ヽ(´ー`)ノ
震災から3ヶ月以上経っても義援金の配分はまだ15%程度だとか! (゚д゚)!
当選回数の浅い議員には小沢グループに近い議員が多いから、両院銀総会前に飴でも撒いておけ言う作戦でしょうが、ほんとバラ撒き体質の民主党には呆れるほかありません。