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極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。

   


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浜岡原発:全面停止へ G8前、不信感和らげる狙いも
 菅直人首相が中部電力浜岡原発の停止要請に踏み切ったのは、東京電力福島第1原発事故が深刻化する中、「非常に高い確率でマグニチュード8程度の地震に見舞われる」(経済産業省幹部)浜岡原発を止めることで、原子力行政を「安全優先」へ転換する姿勢を打ち出すためだ。26、27日にフランスで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)を前に、世界的に広がった日本の原発に対する不信感を和らげる狙いもある。

 「浜岡原発の安全性についてさまざまな意見を聞き、海江田万里経産相と熟慮を重ねたうえで、内閣総理大臣として本日の決定をした」。菅首相は6日夜の記者会見で、自身の決断を強調した。

 民主党内の意見は反原発と推進に割れているが、菅政権は「新成長戦略」として原発プラントの輸出を推進してきた。ところが、その旗振り役だった仙谷由人官房副長官も4月28日の経済閣僚らによる非公式会合で「浜岡を止めるべきだ」と提起。福島第1原発と同じ構造の浜岡原発を停止することにより、ほかの原発の安全性を主張できるとの判断から経産省も受け入れた。

 首相自身は東日本大震災の発生後、「脱原発」には踏み込まないまでも、再生可能な自然エネルギーへの転換を進める意欲を国会答弁などで示してきた。「おれの大好きな風力発電を東電が放置してきた」と周辺に語るなど、政・官・業一体で安全神話を作り上げた「原子力村」に対する反発も隠していない。

 ただ、首相の意気込みを政府全体で共有しているとは言えず、日本の新エネルギー政策をサミットで表明できるかは不透明。経済界や与野党との調整が迷走すれば、野党が批判してきた首相の指導力不足をかえって印象づけることになりかねない。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/
20110507k0000m010106000c.html


浜岡原発の全面停止要請は妥当だろう。 立地的にも非常に危険な原発だと言われていたので、遅かれ早かれそうなるだろうことは否定しません。

しかし、菅の手法は余りにも唐突過ぎる! 谷垣総裁に何の根回しもせず電話一本で大連立を迫ったやり方と同じではないか! (# ゚Д゚)

国民から全く信頼されていない(無能でバカな)政権が、唐突にしかも独善的に決めてしまってよいものか甚だ疑問です。 ヽ(´ー`)ノ

福島第一原発は未曾有の大震災そして想定外の大津波にも耐えた。 初期対応さえ間違わなければ、ここまで大事に至らかったと言われている

福島原発で後手後手の対応をし、被害を拡大させ、原発に対する恐怖心を増大させたのは現政権ではないか! そのような政権が浜岡原発全面停止要請とは・・・ まるでマッチポンプだろ!とツッコミたくなります。

これでG8で尤もらしいことも言えるでしょうし、支持率も一時的にはアップするでしょう。 しかし、本質が変わらない菅政権には真の震災復興は無理でしょ ヽ(´ー`)ノ 
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