極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
野田改造内閣で外交問題をめぐる足並みの乱れが早くも表面化した。安住淳財務相がガイトナー米財務長官にイランへの追加経済制裁措置として原油輸入削減を表明したことに、玄葉光一郎外相が不快感を表明。野田佳彦首相も安住氏の発言を個人的見解と打ち消した。
「安住氏はこれまでの経緯と見通しを個人的に話した。政府としてはこれから対応を詰めていきたい」
首相は13日の記者会見で安住氏の発言は政府の統一見解ではないとの認識を示した。玄葉氏も会見で「制裁で原油価格が高騰すればイランが潤う。米国にも制裁法を慎重に運用してもらう」と経済制裁に慎重な姿勢を表明した。
だが、安住氏は13日も強気一辺倒。記者会見で「日本は米国と欧州諸国と歩調を合わせないといけない。核の問題は安全保障の観点から見過ごせない」と怪気炎を上げ、来週から日米の事務レベル協議を始めることを明らかにした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120114/plc12011400390001-n1.htm
改造内閣の布陣を見てワロタ! ヽ(´ー`)ノ
どうでもいいとは思っていたが... やっぱりどうでもよかった!
そんなことより、イランへの追加経済制裁措置として原油輸入削減をどうするかでこの「足並みの乱れ」と言うか「内閣不一致」は深刻な事態を引き起こす大問題ではないか!? 普天間と同じ匂いがする・・。
財務大臣が米財務長官に表明したことを首相や外相が個人的見解としていとも簡単に否定するなど異常かつ非常識ではないか!?
海外メディアは安住発言をもって日本がイランへの追加経済制裁として原油輸入削減に同意し、ガイトナー米財務長官が謝意と既に大きく報道されたのに・・ 今頃、ガイトナーはチンチクリン安住に怒り心頭だろう。 中国が非協力的だったのに対し同盟国日本は非常に協力的だったと思ったら・・ 民主党名物どんでん返し! ヽ(´ー`)ノ
国民の信頼を失っている政府、そして外交オンチが外交のようなことをする恐ろしさを感じた。 ただでさえイランの核開発でイライラしているアメリカを無用に刺激する日本政府ってバカか!
しょーもない目眩まし的改造内閣で政権維持して何の意味がある? そんなに増税したいのなら先に国民に信を問うてからにしろ! 次は外交安保がしっかりできる政権になって貰いたい。
TrackbackURL