極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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27日、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が日本外国特派員協会で行った記者会見でのやりとりの要旨は次の通り。
<冒頭発言>
◆女性の尊厳を大切にしている。慰安婦の利用を容認したことは一度もない。真意と正反対の報道が世界中を駆け巡ったことは極めて遺憾だ。かつて日本兵が女性の人権をじゅうりんしたことは痛切に反省し、謝罪しなければならない。同様に日本以外の国の兵士も女性の人権をじゅうりんした事実に各国も向き合わないとならない。(在沖縄米軍の司令官に風俗業の活用を勧めた発言は)米軍のみならず米国民の侮辱にもつながる不適切な表現だった。撤回するとともに、おわびする。
<質疑>
−−多くの人から、旧日本軍は慰安婦の強制連行などを行ったと思われているが。
◆日本の過ちを正当化するつもりはないことを理解してほしい。ただし、国家の意思として組織的に女性を拉致・人身売買したことを裏付ける証拠はないし、この事実を認めていないのが日本の立場だと考えているが、(慰安所施設の管理など)軍の一定の関与はある。慰安婦の方にはおわびしなければならない。
−−日本だけが批判されるのはおかしいと言っているように聞こえるが。
◆慰安婦問題に関して不合理な議論はもう終止符を打つべきだ。皆さんに問いたいのは戦場での性の問題だ。世界各国は過去を直視していない。米国、英国が現地の女性を利用したのは歴史的事実。独も日本と同じような施設を使い、朝鮮戦争時に韓国にもそういう施設があった。
−−河野談話を修正すべきだと考えるか。
◆談話を否定するつもりはなく、書かれているのもおおむね事実だが、肝心な論点が曖昧で不明確だ。核心的論点について逃げている。これが日韓関係が改善しない最大の原因になっている。否定するとか修正するとかではなく明確化すべきだ。日韓の歴史学者が共同で事実を明確化すべきだ。
−−人身売買については元慰安婦の証言もあるが、信用できないという見解ということか。
◆慰安婦の証言も歴史学的にいろいろと信用性に議論があるところだ。この議論は歴史的事実についての議論で、日本の責任を否定する、回避する議論でないことは理解してほしい。
−−元慰安婦の韓国人女性が面会を断るなど外国から疑問を持たれている。政治家として責任をどう考えるか。
◆私の今回の発言に国民が「ノー」と言えば、次の参院選で維新は大きく敗北するだろう。その結果を受け、共同代表のままでいられるかどうか、党内で議論が生じると思う。
http://mainichi.jp/select/news/20130528mog00m010001000c.html
【慰安婦問題・河野談話明確化論】橋下徹大阪市長記者会見主催:日本外国特派員協会-2013/05/27 12:30開始)
Part1
http://www.youtube.com/watch?v=vHGxDO...
Part2
http://www.youtube.com/watch?v=WNh0Ro...
Part3
http://www.youtube.com/watch?v=iny_5K...
Part4
http://www.youtube.com/watch?v=pCJIWJ...
Part5
http://www.youtube.com/watch?v=FJzFAF...
Part6
http://www.youtube.com/watch?v=ffowu5...
Part7
http://www.youtube.com/watch?v=mc2o0Q...
Part8
http://www.youtube.com/watch?v=Sfo8Re...
Part9
http://www.youtube.com/watch?v=Kw8nnP...
Part10
http://www.youtube.com/watch?v=-6LqFO...
Part11
http://www.youtube.com/watch?v=4y-F52...
Part12
http://www.youtube.com/watch?v=Zzp2hf...
心配は杞憂に終わったようだ! ヽ(´ー`)ノ
橋下氏の会見・質疑応答は非常に良かった。 予想以上、期待以上だったと個人的には思っている。
無闇に謝罪せず、言うべきことは言った。 冷静なスピーチならびに応答は政治家の素質として高く評価できる。
橋下氏は日本を貶めるために利用されている慰安婦問題を「戦場の性」の問題として各国に問題提起した。
「河野談話」の明確化についても言及した。 何より、国家として組織的に拉致・強制した証拠がないことから、国家としての強制連行ならびに人身売買は否定し、それが国家としての公式見解であることを明確にした。
橋下氏の会見は当然ながら国家の公式見解ではない。 参院選後の安倍政権は今回の橋下会見の良い部分だけを利用し、勝てるところで先ずは戦うべきだろう。
読み手によって恣意的に解釈ができるような「河野談話」は明確化と言う表現で否定・撤回と同等なことをやればいい!
そもそも「河野談話」は閣議決定されたものではないし、当時の石原官房副長官、そして橋本内閣、次に第一次安倍内閣で国家としての強制を裏付ける証拠が無いことが閣議決定されている。 すなわち、日本政府は「河野談話」の一部、しかも核心的部分は既に否定し、それを公式見解としている。 しかし、「河野談話」を強制連行の証拠だと考えるアホが多く存在するのが現実である。
安倍さんは米国の顔色ばかりを伺って何でも踏襲ばかりせず、初心に戻って言ったこと・やるべきことはやり抜いて頂きたい!
今回の橋下会見は、今後の安倍政権に必ずやプラスに作用し、それが日本の国益に繋がるものであると信じる。
未だ橋下氏について偏向報道やつべこべ言う奴等は、日本人である前に別なもの代表していると考える。 橋下発言に嫌悪感を感じる女性は、日本人であるまえに女性だと言う感じだろうか! ヽ(´ー`)ノ