極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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2月の時事通信世論調査で、特定の支持政党を持たない「無党派層」がほぼ7割と、1960年に調査を開始して以来、過去最高となった。民主、自民両党を中心に支持率を下げた政党が目立ち、世論の「既成政党離れ」がうかがえる。地域政党「大阪維新の会」をはじめ新党が無党派層の受け皿となれば政界の勢力図を大きく塗り替えかねないだけに、与野党とも警戒を強めている。
民主党の興石東幹事長は16日の記者会見で、同党の支持率が下落し、無党派層が増加していることについて「国民の率直な意見の反映だ。きちっと受け止め、頑張る以外にない」と語った。
野田佳彦首相が呼び掛ける消費増税の政党間協議には野党が応ぜず、国家公務員の給与カットや国会議員の定数削減といった「身を切る改革」も与野党対立で一向に進展しない。無党派層の増加は、「決められない政治」に対する世論の厳しさを物語る。「有権者は、もう政治に何も期待していない」(民主党参院幹部)。政界には悲壮感さえ漂う。
こうした中、橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は、衆院選公約案をまとめ国政進出の動きを加速。石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想も無党派層の取り込みを狙う。民主党では現職の若手議員が維新の会の政治塾に応募する動きが表面化。同僚議員は「民主党に残っても次の選挙では当選できないと皆分かっている」と、その心中を代弁する。
民主党は「既成政党にしらけた国民は、維新などに全部流れてしまう」(幹部)と危機感を募らせるが、自民党でも「このままでは維新に主導権を握られる」(中堅)と、事情は変わらない。今春の衆院解散・総選挙を目指しながらも、支持率が低迷する現状に「これでは戦えない」との声も広がりつつある。谷垣禎一総裁は会見で「民主党がわれわれの主張にすり寄ったため、自民党の顔が見えない」と強がってみせるしかなかった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012021600920
世論は正直だ。 既成政党はこの様な調査結果が出ることを恥に思え! もうどう足掻いても信頼回復など到底無理だろう。
震災と言う特殊要因があったものの、菅政権崩壊後速やかに解散総選挙を実施しケジメをつけておくべきだったのである。 それを無用に先延ばしした結果が「何も決まらない・何も進まない」現状ではないか! 閉塞感充満中である
既成政党が消化試合のような国会をやっている間に、「すき間」を埋めるべき新党が生まれようとしている。 どうせ政界再編が行われるなら、既存議員らの組み合わせが変わるだけの再編ではなく、新党からの新しい血を多く取り込んだ大再編を求める!
次の総選挙はいつ来るか?分からないが、大物議員や老害議員が続々落選する光景が見られるに違いない。 実に楽しみである! ヽ(´ー`)ノ