極東アジアの政治・経済・外交・安全保障および歴史に関するブログです。
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東京都は、27日付の米有力経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルに「米国の方々へ」と題した意見広告を出し、都による尖閣諸島の購入に支持と理解を求めた。
広告は1ページの約3分の2が使われ、尖閣諸島の写真と地図が付けられている。
この中で都は「中国が東シナ海で、歴史的にも日本の領土である尖閣諸島への圧力を高めている」と指摘。2年前に同諸島沖で起きた中国漁船衝突事件を引き合いに「アジア海域の不安定は自由貿易を妨害する前触れだ。これは、東京や日本、米国の経済などの利益にとって損失となる」と強調した。さらに、「中国に挑戦するアジア諸国を支持しなければ、米国は太平洋全体を失うことになる」としている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012072800035
こんな意見広告する必要はないと思う。 逆に、このような意見広告は恥ずかしすぎる! まるで中国に対して無力な日本が、米国に助けを求めているかのようである。 ヽ(´ー`)ノ
東京都が尖閣を購入するのであれば、早くそうして欲しいものだ。 尖閣国有化に資する日本政府が現れるまで、東京都が尖閣を開発・管理し、実効支配を強化することの方が、米紙に意見広告を出すことなどよりよっぽど重要である。
それにしても、「都知事のメンツも野田佳彦首相のメンツもつぶさないで、国が何とか買う方法はないか」など情けないことを今頃になってもまだやっている日本政府は本当に情けない! ヽ(´ー`)ノ